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自分の価値を高め「求められる」人材になる

リーダーに絶対的に必要なスキルである○○力とは?

 

あき
あき
リーダーになったら絶対的に必要な力があります。また、できる人材になるためにも欠かせないスキルです。

 

リーダーに求められるものとは?

先日、企業再生をお仕事にされている医療法人の経営者の方とお食事をしていてリーダーシップについて考える機会がありました。

この方とは、たまにお食事に行き、おいしいものを食べながら楽しく飲み、いろんなお話をしたり、とても勉強になるお話を聞かせていただくのですが

自分にも厳しく、そしてお仕事柄、相手にも厳しくということを徹底されています。

そんなこの方から、多くのことを学ばせていただき、リーダーとしての自分を磨いています。

 

世の中や会社には、いろんな考え方の人がいますので、日々働いていて、

「どうしてこのリーダーはこういう行動をとってしまうのだろう?」

と、疑問に思うことってありませんか?

 

では、なぜあのリーダーがダメなのか?

何ができればリーダーとして認められるのか?

 

今回は、私がこれまで、30人近くのチームを率いてきた経験や、グローバルで仕事をしてきた中で培ったリーダーとしての必須スキルを

これらの疑問に対する1つの答えについて、お伝えしたいと思います。




リーダーに与えられるものとは?

 

あき
あき
リーダー(管理職)として、絶対的に必要なことって、突き詰めるとなんだと思いますか? 

 

そもそも、「リーダーシップ」って、なんだと思いますか?

 

リーダーシップに関する様々な本が出版されていますので、これまでたくさん読んできました。リーダーシップを発揮するために必要なことは、統率力や傾聴力、コーチング等々、どれも、その通りだと思うことばかり。

 

ただ 、もっとシンプルに考えてみると、リーダーに与えられるのは「権限と責任」

 

この一緒にお食事をした経営者の方によれば、権限が好きな人は多いから権限は行使するけど、責任は取りたがらない人が多いとおっしゃっていました。

自分の上司を想像して、「たしかに!」って思った方、たくさんいるのではないかと思います。

言葉にしてみると、これに尽きるんですよね。私も、妙に納得しました。

 

リーダーになると

それぞれの階層において、それぞれのレベルの権限と責任が与えられます。

私が30人の部下を持ち、2000人規模の拠点の人事課長になった時にもらった権限は

本当に大きなもので、初めは権限を行使することに戸惑いもありましたが、自分の思うように組織が進んで行く快感は、確かにステキなものでした。

そして、ポジションがあるから、周囲が自分に従ってくれるのに、それを自分の力だと勘違いする人が出てくる、リーダーシップがあると勘違いしてしまう原因なんですね。

リーダーになって最も怖かったこと&注意したいポイント

私がリーダーになり、部下をたくさん持ち始めた頃、1番戸惑い、最も覚悟が必要だったこと、それは・・・

決断を下すことでした。

 

自分が決めた一言ですべてが動き出すことが怖くてしかたありませんでした。

部下から次々と持ち込まれる相談、トラブルへの対処など、ドキドキしながら不安いっぱいで、でも、部下には平気なフリをしながら毎日踏ん張ってました。

  • これにYESって言ったらどうなるんだろう?
  • いつまでに決めないとトラブルになるだろう?
  • これを決めて間違っていたらどうしよう
  • 訴訟になる可能性のある案件、どう切り抜けたらいいんだろう

 

数えきれない心配事の中、毎日を過ごしていました。

そうすると、努力の甲斐もあって決められるようになってくるんです。そして、決めるコツみたいなものも掴めるようになってきました。

 

経験してみてわかったことは

自分で必死で考えてやればできるようになるということ

反対に逃げ続けたら、いつまでたっても決断できないということ

 

そして、気をつけてもらいたいのが、他人がやっているのを見ていても、絶対にできるようにはならないということです。

部下の立場からしてみると、「なんであの人こうしないんだろう?」「ああすればいいのに」って、たくさん思いませんか?

 

それ、部下だから簡単に思えるのです。

私も部下の時は、そんな風に思っていましたが、いざ自分がその立場になると、とても決めることが怖くなりました。

自分自身が上司になってみて、その事態に自分自身がリーダーとして初めて直面しても、それができるのであれば、すごいことだと思います。

 

でも、やってもいないのに、できてるつもりで評論しているだけでは、全く脳力は伸びないので、自戒も込めて注意したいところですね。

 

私が思うリーダーシップの本質

 

それは、間違いなく「決断力」です。

 

これに尽きると思います。

様々な力や気配り、プレゼン力や交渉力も必要ですが、決断力のないリーダーは、チームを路頭に迷わせてしまうということを、自分自身の体験を持って、深く学びました。

リーダーが決めなければ、チームメンバーの仕事が滞り、メンバーの残業が増え、納期も間に合わなくなったり、他のチームに迷惑をかけたりと、様々なトラブルを引き起こします。

 

実際に、初めてリーダーになった頃は、失敗もしました。でもそこから、たくさん学び、チームメンバーと共に成長してきたのです。

自分自身が大きく変われたきっかけは、メンバーにたくさんの迷惑をかけてしまったトラブルの時に、「なぜ自分はもっと早く決断できなかったのだろう」と振り返りました。

その理由は、先ほども書いたように、「怖かった」んです。

すべての情報が揃って、すべて段取りが完了されていて決められることなんてほとんどありません。

だから、ある程度の予測のもと決断し、成功するように導くのが仕事のはず。

なのに、決められなかった。

 

リーダーとしての仕事から逃げてしまっていたんですね。

そこからは、きちんと決めて、きちんと成果を出すことを意識しました。

 

そして、もう1つ、開き直ったことがありました。

ありがたいことに、私が勤める大企業の大きさからすれば、私が決断に失敗したからと言って、大したことではないということに気がつきました。

だから、しっかり考えて、しっかり決めよう!そう思えたんです。

 

あなたも、決めるチカラと覚悟を持って、頼れるリーダーになってくださいね。そして、しびれる達成感を味わってください。共に、できるリーダー、目指しましょう。

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オススメ書籍のご紹介

三枝匡さんの企業変革3部作シリーズ。今回の決断力の参考にもなりますので、ぜひ読んでみてください。

私が26才で出会った本です。なので、アラサーOLさんにもオススメです。

当時は、こんなにおもしろいビジネス本ってあるんだなぁと、当時はすごい勢いで読んでしまいました。今でも、読み返します。

普通の小説として読んでも、とってもおもしろいのでぜひ読んでみてください